日台に虹架けた判決 台北の裁判所、台湾人・日本人の同性婚「合法」

有料記事

台北=石田耕一郎
[PR]

 台湾に住む日台の男性カップルが、日本で同性婚が法制化されていないという理由で結婚できないのは違法だとして、婚姻届の受理を拒んだ台北市の役所に判断の撤回を求めた行政訴訟の判決が21日にあった。台北高等行政法院は、「日本の制度に沿って同性婚を認めない差別的な待遇をすることは、台湾の法秩序に反する」と判断し、届けを受理するよう命じた。

 原告は、日本語教師の有吉英三郎さん(42)とパートナーで心理カウンセラーの盧盈任さん(34)。有吉さんは勝訴判決を受け、「同性愛者の私に結婚は不可能なものだと思っていた。判決で、異性愛者と同じなんだと認めてもらえてうれしい」と語った。

 被告の役所は判決文が届いた後、20日以内に控訴するかを決める。過去にマレーシア人やシンガポール人などがパートナーだった3組が同様の訴訟で勝訴し、行政側がいずれも控訴せずに判決が確定している。

 台湾では2019年5月にア…

この記事は有料記事です。残り1406文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(秋トクキャンペーン中)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。

【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!
  • commentatorHeader
    吉岡桂子
    (朝日新聞編集委員=中国など国際関係)
    2022年7月21日22時28分 投稿
    【視点】

    判決には、台湾大学で在外研究中の鈴木賢・明治大学教授も駆けつけました。著書「台湾同性婚法の誕生」のおびには、「性別二元主義のくびきよ、さようなら より多様で、オープンなライフスタイルを求める台湾の姿を描く」とあり、オードリー・タン氏も推薦し

Think Gender

Think Gender

男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[記事一覧へ]