Teams障害、企業の業務に影響相次ぐ、識者「代替手段準備を」

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山下裕志 松本真弥 中島嘉克
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 米マイクロソフト(MS)のオンライン会議サービス「Teams(チームズ)」で21日に起きた障害では、多くの企業で業務に影響が出た。新型コロナ下でリモートワークが拡大し、ネットサービスへの依存度は高まっている。専門家は、代替手段を準備する必要性を指摘している。

 チームズの障害は日本時間の21日午前に発生。MSによると、チームズのほか「ワード」や「シェアポイント・オンライン」など、他のサービスでも一部の機能に影響があったという。

 ファミリーレストラン「ココス」の運営会社は同日、チームズ経由で大学生向けの採用説明会を開く予定だったが、中止した。親会社のゼンショーホールディングス(HD)によると、学生には電話で中止の連絡を入れたといい、説明会は後日改めてチームズで開催するという。広報担当者は「大事な時間を頂いた学生に申し訳ない」と話した。

 アサヒグループHDは社内の…

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