県岐阜商の伊藤主将、高校通算24本目のHR 鍛治舎監督も期待大

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(21日、高校野球岐阜大会4回戦、県岐阜商10―2岐阜総合学園)

 県岐阜商の4番・伊藤颯希(そうき)主将(3年)が、高校通算24本目の本塁打を含む3長打を放ち、底力を見せた。七回、内角球を振り抜くと、打球は左翼手の頭上を軽々と越え、場外へ。三回には1―1の場面で左中間へ適時二塁打を放った。

 流れを変えたのが、同点で迎えた五回の二塁打。2死から左前に運ぶと、守備がもたつく間に二塁へ滑り込んだ。「いつも次の塁を狙っている。迷わず走った」と伊藤主将。後続の適時打で本塁を踏んで勝ち越すなど味方は2点を加え、相手を突き放した。

 1点差の辛勝だった3回戦に対し、今回は八回コールド勝ちでベスト8に進んだ。「伊藤はまだまだ打てる選手」と鍛治舎巧監督。伊藤主将は「自分が4番の仕事をすれば、必ず連覇できる」と奮い立っていた。

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