「自分にできること考えて」 原爆映画監督と中高生が語り合ったこと

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比嘉展玖
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 長崎で郵便配達中に被爆し、核兵器廃絶を訴え続けた谷口稜曄(すみてる)さん(1929~2017)と英国人作家ピーター・タウンゼントさん(1914~95)の交流を追った映画「長崎の郵便配達」の8月5日の公開を前に、川瀬美香監督が都内の中高生と被爆体験の継承などについて語り合った。

 映画はタウンゼントさんの娘イザベルさんの視点で描かれる。父の書斎に残っていたメモなどを頼りに、父と谷口さんを知る長崎の関係者を訪ね歩くなかで、核兵器廃絶への2人の思いを理解していく内容だ。

 谷口さんは、16歳の時に爆心地から約1・8キロの路上で被爆。熱線に焼かれた赤い背中の写真を掲げ、核兵器廃絶を訴え続けた。タウンゼントさんは英国空軍大佐などを務めた軍人だったが、その後作家として何度も長崎の谷口さんの自宅に通った。84年には谷口さんの半生を描いたノンフィクション「ナガサキの郵便配達」を出版した。

 22日午後、東京都世田谷区田園調布学園に、映画を事前に鑑賞した同校の中学1年生~高校2年生の16人と川瀬監督が集まった。

 高校1年の長沼百佳さん(1…

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