「核の脅威」と「許す心」をメッセージに 被爆2世制作の映画配信へ

有料記事核といのちを考える

笹川翔平
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 広島と長崎への原爆投下から77年となる今年8月6~9日、米国在住の被爆2世が父の体験をもとに制作したドキュメンタリー映画が、全世界に向けて配信される。ロシアによるウクライナ侵攻が続くなか、「核の脅威を再認識し、平和な共存策を考えてほしい」という願いから、無料での配信が決まった。

 映画を制作したのは米サンディエゴで臨床心理医として働く美甘(みかも)章子さん(60)。2020年に94歳で亡くなった父・進示さんは19歳のとき、広島の爆心地から1・2キロの自宅で被爆した。美甘さんは進示さんの証言を英語で書籍化し、日本でも14年に「8時15分 ヒロシマで生きぬいて許す心」(講談社エディトリアル)として出版。この本をもとに米国人スタッフによる映像作品の制作に取り組み、20年にドキュメンタリー映画「8時15分 ヒロシマ 父から娘へ」を完成させた。

 映画は生前の進示さんへのイ…

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