環境配慮の店は資材が高コスト アルマーニが「それでもやる」理由は

有料記事ファッション

編集委員・後藤洋平
[PR]

 イタリアを代表する世界的ブランド「ジョルジオ・アルマーニ」で知られるアルマーニグループは15日、北九州市の「THE OUTLETS KITAKYUSHU(ジ アウトレット北九州)」に新店舗をオープンした。同グループが世界的に展開する、再生素材の建材などを使った「グリーン・コンセプト」による国内初の本格店舗だという。リサイクル素材は洋服でも建材でも、通常の素材に比べコストが高くなる。巨大ファッションブランドがこうした姿勢を取る理由は、どこにあるのだろうか。

 ジ アウトレット北九州の店内の壁面パネルと棚板は、廃棄された家具や木材チップなどを再利用したリサイクルウッドが原料だ。壁紙は、持続可能な森林管理を評価する「FSC認証」を得た森で育った素材を用いている。フィッティングルームのカーテン生地は、100%再生ポリエステル。木材のような見た目の床は、再生粘土を使ったセラミックタイルに木目をプリントした。接客スペースのカーペットは、廃棄された漁網を再利用している。

 面積300平方メートル超のこの店舗では、エンポリオ・アルマーニやアルマーニ・エクスチェンジといったブランドを扱う。エンポリオの2020年秋冬のショーのエンディングを大胆に飾ったサステナブルコレクションの服も並んでいる。

記事の後半では「モードの帝王」と称されるジョルジオ・アルマーニが、業界に先駆けて毛皮不使用を宣言したこと、リサイクルの服や建材の生産には通常の工程よりも高くつく理由、ファッション界をリードしてきた実績があるからこその「ブランドの思い」などについて触れます。

 「モードの帝王」と称される…

この記事は有料記事です。残り845文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!
  • commentatorHeader
    露木志奈
    (環境活動家)
    2022年8月1日13時16分 投稿
    【視点】

    世の中には、行動できる人と行動したいけど難しい人がいる。どんなに環境に対して想いがあっても今日食べる事を心配しなければいけない状況では、行動するのは難しい。しかし、私を含めた食べ物にも寝る場所にも困ったことがない人は、行動しようと思えば、沢