代表デビューで2得点 両足操るFWと父の40年を超えてつながる縁

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潮智史
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 サッカーの東アジアE―1選手権に臨む日本代表メンバーが発表される2週間前のことだった。

 「2、3カ月前では考えられなかったこと。結果を残すとチャンスが来るんだなと。まだ、本当に来たわけではないけど」

 J1湘南ベルマーレの練習を終えたFW町野修斗(22)は、照れ笑いを浮かべながら話した。当時は直近のリーグ5試合で6得点。日本代表の森保一監督が記者会見で注目選手として名前を挙げたことを受けての感想だった。

 その後、代表招集という吉報は届いた。

 代表デビューとなった7月19日の香港戦にフル出場して2ゴール。チャンスを逃さなかった。

 本人も驚く点取り屋としての覚醒ぶりはまさに数字が示している。

 大阪・履正社高からJ1横浜F・マリノスに加わった1年目の2018年は1試合も出番がなかった。

 プレーする場を求めて、19年に移籍したJ3ギラヴァンツ北九州でリーグ出場30試合で8得点、翌20年は昇格したJ2で32試合7得点。湘南に加わった21年は31試合で4得点だった。

 それが、プロ5年目の今季は19試合で8得点。トレーニングからチームの信頼を得てパスが自然に集まるようになり、先発出場も増えている。

 185センチの上背から大型FWと表現されがちだが、プレーで際立つのは体格を生かした強さやパワーではなく、ボールタッチや身のこなしの柔らかさやしなやかさだ。

 湘南でも、ゴール前の狭いエリアでターンしながらパスを受けて相手DFを外し、自分で作ったコースにシュートを打ち込むようなプレーを得意としている。

 今季の8得点の内訳を見ると、利き足の右で4、左で2、頭で2点。本人も「いろいろなことができる多彩さが自分の武器」と自認する。

 それを支えているのが、「左…

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