日本航空石川・プロ注目の内藤主将「悔いなし」 自慢のバット奮わず

朝倉義統
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 24日、高校野球石川大会準決勝、小松大谷4―2日本航空石川

 「4番として、この夏は最後まで情けなかった。申し訳ない」

 高校通算53本塁打。日本航空石川・内藤鵬(3年)は、今大会注目のスラッガーだった。ネット裏では複数のプロ野球スカウトが見守ったが、初回の四球以降は二ゴロと2三振の無安打で最後の夏が終わった。

 小松大谷のエース南彰栄(同)と2番手の岩野凌太(同)の低めの内角攻めに、自身を含むチームの強力打線が沈黙した。「チームに迷惑をかけた。情けなかった」

 春の県大会と北信越大会で優勝し、自信満々で臨んだ今大会。初戦で本塁打を放ったが、4試合で11打数2安打と振るわなかった。

 最後の打席は、高めのボール球を空振り三振。悔しくてバットに感情をぶつけた。「夏の大会は何があるかわからない。小松大谷の野球にやられた」

 「負けたことは悔しいが、やれることは全てやってきたので悔いはない」と言い切った。将来はプロ野球選手を目指す。次のステージに向け、「レベルを上げる」と誓い、球場を後にした。(敬称略)(朝倉義統)