ロシア軍が支配下に置くウクライナ南部ヘルソン州の親ロシア派当局幹部は24日、ロシア国営タス通信に対し、ドニプロ川西岸にある州都ヘルソン市から約50キロ上流のノバカホウカや北東10キロの支流にかかる橋がウクライナ軍の砲撃を受けたと明らかにした。ヘルソン州では7月半ばからウクライナ軍が攻勢を続けており、南部奪還作戦に着手したとの見方が強まっている。
支流の橋への攻撃は2日連続という。現状でロシア軍支配地の最西端に位置するヘルソン市は、ウクライナ東部からザポリージャ州南部、ヘルソン州まで続く他のロシア軍支配地からドニプロ川を隔てて地理的に切り離されている。ラトビアを拠点とするロシアの独立系メディア「メドゥーザ」によると、ロシア軍にとってこの二つの橋は、東岸の支配地からヘルソン市への重要な補給路になっているという。
親ロシア派幹部はノバカホウ…
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