高校野球福島、準決勝の見どころ 聖光学院×東日大昌平 光南×田村

滝口信之
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 第104回全国高校野球選手権福島大会(朝日新聞社、福島県高校野球連盟主催)は26日、ヨーク開成山で準決勝2試合がある。4強に進んだチームの特徴や主力選手を紹介する。

第1試合 聖光学院―東日大昌平

 聖光学院と東日大昌平のシード校同士の一戦は、昨秋の県大会決勝と同じカードだ。この時は聖光学院が終盤に勝ち越し、接戦を制し、優勝を決めた。

 聖光学院は今大会、4試合中3試合でコールド勝ちと打線が好調。1番打者赤堀は打率6割、下位を打つ伊藤も打率7割超と切れ目がない。一方、エース右腕佐山は16回を投げて被安打20、6失点と本来の投球が影を潜めている。準決勝に向け、佐山がどこまで調子を取り戻せるかが試合展開を大きく左右しそうだ。

 東日大昌平は最速151キロを誇るエース草野が18回を投げ、奪三振25、失点2と前評判通りの活躍をしている。2番手左腕前田も準々決勝で完封し、投手陣は絶好調だ。打線は犠打や盗塁を絡めた小技が得意。佐藤と渡部航、会川が打率5割超と好調で、三人の前に走者を置いて回せるかがポイントとなりそうだ。

第2試合 光南―田村 昨夏準優勝した第3シードの光南とノーシード田村の一戦は、公立校同士の対決となった。

 光南は3大会連続の4強進出。エース小林は投げては4試合に登板し、失点1と抜群の安定感を誇る。打っても打率3割超と「二刀流」の活躍。ただ小林がけが明けのため、湯沢、藤田らほかの投手陣の踏ん張りが不可欠だ。打線は先頭打者の二瓶が打率5割超と好調で、湯沢は7打点と勝負強い。4強の中で唯一失策ゼロと守りも堅い。

 田村は53年ぶりの準決勝進出。最大の特徴は、一度つながると止まらない打線だ。39打点は4強の中では最多。特に4番佐藤航は打率5割超、打点8と勝負強い。エース桑原は1回戦で7失点と乱れたが、その後は投球フォームを修正。2回戦以降の4試合で7失点と復調した。2番手の石川蓮は直球に力があり、継投がポイントになりそう。(滝口信之)