創志学園の岡村、連覇狙う倉敷商を完封 退任する監督と甲子園へ

高橋健人
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(25日、高校野球岡山大会決勝 創志学園2ー0倉敷商)

 球威が衰えることはなかった。2点リードの九回2死一塁。創志学園のエース岡村洸太郎は心の中で唱えた。「自信のある球でいこう」。渾身(こんしん)の143キロで見逃し三振を奪った。

 やや横手からの直球は自己最速の147キロに達し、散発の被安打5、8奪三振。大会屈指とも言われる右腕は、2連覇を狙った倉敷商打線を完封した。

 2010年の創部以来、春夏通算5回の甲子園出場と強豪に育て上げた長沢宏行監督(69)が今夏限りで勇退する。優勝候補筆頭と目される重圧もあるなか、投打に地力を発揮した。18年以来となる代表の座をつかみ、長沢監督に花道を用意した。「監督さんを日本一にする」と岡村。さらに長い夏を過ごしたい。(高橋健人)