ウクライナ侵攻後初のNPT会議 初参加の岸田首相がめざすものは

有料記事核といのちを考える

大久保貴裕、大津智義
[PR]

 核不拡散条約(NPT)の再検討会議が8月1日から米ニューヨークで開かれるのを前に、岸田政権で核軍縮・不拡散を担当する寺田稔首相補佐官(衆院広島5区)が25日、朝日新聞の取材に応じた。ウクライナに侵攻したロシアが核兵器の使用を示唆する「核の脅し」を続ける中、核兵器不使用の継続や核弾頭数の削減などについて合意に達するため、日本として尽力していく考えを示した。

 国連加盟国のほとんどが参加するNPTに基づき、5年に1回開かれる再検討会議は、核保有国の多くも参加する形で核軍縮を議論する唯一の国際枠組みだ。被爆地・広島選出の岸田文雄首相は今回、日本の首相として初めて会議に出席し、演説する予定だ。

 寺田氏は首相の参加について、「唯一の戦争被爆国として、『核兵器は極めて非人道的で使ってはいけない』と国のトップが言う意味はある。核軍縮を訴えるエンジンになる。最大の問題は核保有国にちゃんと核軍縮をさせることだ」と語った。

 来年5月に広島市で行われる…

この記事は有料記事です。残り814文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。

核といのちを考える

核といのちを考える

被爆者はいま、核兵器と人類の関係は。インタビューやコラムで問い直します。[記事一覧へ]