「LGBT差別冊子」の内容否定して 自民に5万筆の抗議署名

杉原里美
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 自民党の衆参議員が参加した「神道政治連盟国会議員懇談会」の会合で、「(同性愛は)後天的な精神の障害、または依存症」などと書かれた冊子が配布された問題で、性的少数者や支援者らの有志が、冊子の内容を否定して差別をなくす姿勢を示すことなどを求める約5万1500筆の署名を、自民党と同懇談会に郵送した。

 この署名は、性的少数者や支援者らでつくる「LGBT差別冊子の対応を求める有志の会」が今月2日からインターネットで集めた。同会は25日に東京都内で記者会見を開き、性的少数者を支援する団体「fair」代表理事の松岡宗嗣(そうし)さん(27)が「明確に差別的な言説で、言語道断」と冊子の内容を批判した。

 冊子は6月13日に東京都内のホテルであった会合で配られた。大学教授の講演の内容が掲載され、「(同性愛は)回復治療や宗教的信仰によって変化する」「LGBTの自殺率が高いのは社会の差別が原因ではなく、LGBTの人自身の悩みが自殺につながる」という趣旨の記述があった。

 冊子をめぐっては今月4日、性的少数者ら約1千人が自民党本部前で抗議デモを行っている。(杉原里美)

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