5千羽の折り鶴で優勝願った 秀岳館スタンド、選手らに「頑張った」

堀越理菜
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 (26日、高校野球熊本大会決勝 九州学院6―0秀岳館)

 秀岳館の三塁側スタンドには、控えの選手や保護者らが駆けつけ、声援を送った。

 フェンスに掛けられた千羽鶴と、「絆」の文字のボックスは、保護者が約5千羽の折り鶴で作ったという。中堅手・山岡太陽君(3年)の母、縁(ゆかり)さん(47)は、「『気持ちをつなげる』『気持ちをつめる』、それぞれ思いを込めた。思い切り楽しんでほしい」と話し、試合前から感極まった様子だった。

 力強い音で選手を鼓舞する吹奏楽は、音を届けるため一人でも多い方がよいと、卒業生や有志も加わった。卒業生のトランペット担当・中村真美さん(30)も「ここまで来たら優勝してほしい」とエールを送った。

 8回に出塁するなど秀岳館の選手たちも粘り、スタンドの応援も力が入ったが、準優勝に終わった。スタンドから仲間を応援した渡辺唯斗君(3年)は「選手たちは甲子園をめざしてよく頑張った」と話した。(堀越理菜)