つなぐ打線の中心は「やっぱり金沢」 光南の4番がしぶとく先制打

斎藤徹
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 (26日、高校野球福島大会 光南4―1田村)

 県立高同士が激突した一戦。光南の4番、金沢太陽(3年)は一回2死三塁で打席に立った。「みんながつないで作ってくれたチャンス。絶対に打つ」

 真ん中高めの球をはじき返すと、三塁手強襲の内野安打に。クリーンヒットではなかったが、貴重な先取点につながった。

 決勝に進出した昨夏の福島大会でもレギュラーだった。準々決勝の聖光学院戦では、同点に追いつかれた直後の八回裏2死満塁で走者一掃の適時打を打ち、大会14連覇を阻んだ。

 ただ今大会は本調子ではない。この日の初打席も力んでいた。試合後、「『自分が試合を決める』という思いが抜け切れていない。もっとつなぐ意識を持ちたい」と反省を口にした。

 主将の鈴木太陽(3年)は「完璧な当たりでなくても全員が確実につなぐ打線がチームの特徴。でもその中心になるのは、やっぱり金沢」と話す。その思いは渋谷武史監督も同じだ。

 決勝の相手は、昨秋と今春の県大会で敗れた聖光学院。金沢は「うちは夏の大会で(独自大会含め)2年続けて決勝で敗れている。今度こそ、最高の相手を倒して甲子園に行く」と力を込めた。(斎藤徹)