第3回なんでできないの?他の子と比べがちな親に知ってほしい「大きな差」

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聞き手・塩谷耕吾
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 「スポーツ教育」を掲げる首都圏の幼児教育施設「バディスポーツ幼児園」。小中学生を対象にサッカーや体操などのスポーツクラブも運営し、合わせて約2500人の子どもたちを指導しています。

 サッカー日本代表MF田中碧(あお)(デュッセルドルフ)やボストン・マラソン優勝の川内優輝(AD損保)らのトップアスリートを輩出してきました。

 幼い子たちと勝負との、ある因果関係。そして指導方針について鈴木威理事長(72)に聞きました。

 ――幼児期には、どんな運動が重要ですか?

 一つではなく様々な種類の競技に触れることで、選択肢は広がり、発育のバランスも良くなります。

 簡単なことに対しては、子どもはすぐに飽きる。難しいことに対しては、「もう無理」と諦めがち。それが、ちょっと難しいくらいのことになると、一生懸命になります。

 ――「ちょっと難しい」というと?

 逆上がり、3点倒立、跳び箱6段を跳ぶこと、の三つをできるようにならないと「卒園できないよ」とうちでは言っています。すると、できる子はできない子を手伝ったり、教えたりするようになるんです。

 ――その一方、田中選手、川内選手らを育ててきました。

 幼児や小学生の時点で個々の…

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    中小路徹
    (朝日新聞編集委員=スポーツと社会)
    2022年8月17日9時19分 投稿
    【提案】

     私は3月下旬生まれです。小学校低学年の頃を思い起こすと、身長はクラスで小さい方から2、3番目。ボールを投げても相手に届かないし、みんなが普通に振れるバットは重くてしょうがない。そんな記憶がよみがえります。  鈴木理事長のように、子どもの