ペーパー包みを冷凍 上田淳子さんが離れて暮らす親に送ったおかず
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今から7、8年前のこと。料理研究家の上田淳子さん(58)は、島根県で暮らす義母が急な病で倒れる事態に直面しました。幸い大事には至りませんでしたが、しばらく入院することに。心配だったのが、一人で生活することになった義父の食生活です。
80代後半だった義父は自分でご飯を炊き、みそ汁など簡単な調理はできました。ただ頻繁に料理をするほどではありません。「きちんと食べているか、栄養はとれているか気になって。何ができるか考えました」
食事を作りに行くのは難しい…
- 【視点】
大学生の頃、今では「予約の取れない店」として有名になった京都の小さな料亭でアルバイトをしていました。大将が毎朝、京都の山に季節の山菜を取りに行き、土鍋で炊いたごはんが「メインディッシュ」というお店。季節の地のものをとても大切にしていました
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