日産4~6月期、営業益14%減649億円 原材料や物流費値上がり

神山純一
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 日産自動車が28日発表した2022年4~6月期決算は、最終的なもうけを示す純利益が前年比58・9%減の471億円だった。前年に独ダイムラー株の売却益約760億円を計上した反動があった。

 売上高は1台あたりの車両販売価格の上昇などで、前年比6・4%増の2兆1373億円。

 本業のもうけを示す営業利益は14・2%減の649億円。生産に必要な鋼材やアルミニウム、樹脂などが値上がりしたほか、物流費の上昇も響いた。

 23年3月期の黒字化をめざしている自動車事業の営業損益は、22年4~6月期は275億円の赤字だった。スティーブン・マー最高財務責任者はこの日の会見で、「販売の改善などが進んで赤字幅は減少している。今後、台数が回復していけば黒字にできる可能性は高い」と話した。(神山純一)