「ローカル線、JRだけでは維持困難」赤字補う想定、各社崩れる

有料記事

松本真弥、松岡大将
[PR]

 JRグループ5社が赤字路線の状況を出している。ローカル線の維持が難しくなっていることを訴える狙いだ。28日に公表したJR東日本は、将来のバス転換などに含みをもたせた。鉄道は地域を支える重要なインフラだけに、見直しに向けては慎重な対応が求められる。

 「鉄道は大量輸送を前提とした交通機関。鉄道が最適な輸送モードでないと考えられる区間もある」。JR東の高岡崇執行役員はこの日の会見でこう訴えた。国土交通省が見直しに向けた協議の仕組みを示したことにも触れて、「法制化された場合にはそれを含めて検討したい」とした。

 1日1キロあたりの平均利用者数(輸送密度)が2千人未満の路線区の収支は、2019年度、20年度ともに35路線66区間がすべて赤字。100円を稼ぐために2万2千円を超えるコストがかかる路線もあった。

 政府は1980年代の国鉄再…

この記事は有料記事です。残り1017文字有料会員になると続きをお読みいただけます。