旧統一教会関係誌代、政務活動費で過払いか、さいたまで住民監査請求

上田雅文
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 さいたま市議2人が政務活動費を使い、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体が発行する新聞や雑誌を定価以上の価格で購入するのは実質的な寄付行為で違法として、吉田一郎市議(無所属)らが28日、住民監査請求を出した。清水勇人市長に対し、市議2人に計7万2千円を返還させるよう求めている。

 請求書などによると、新藤信夫市議(さいたま自民)は3月、教団の友好団体「国際勝共連合」が発行する「世界思想」「思想新聞」の年間購読料として政活費3万6千円を支払った。だが、団体がホームページに載せる年間購読料は各1万800円と8712円で計1万9512円。政活費が1万6488円余分に支出されたと訴える。

 鶴崎敏康市議(さいたま自民)も「世界思想」など4誌の年間購読料として政活費3万6千円を払ったが、団体のホームページの購読料は3万3110円だった。

 吉田市議は「正規の購読料を上回る金額を支払って統一教会関連団体に政務活動費を使用して実質的な寄付をおこなうことは違法な支出である」と訴える。

 新藤市議は「集金時に出された領収書の額面通りに支払っていた。本当に差額があるなら、政務活動費を返さないといけない」。鶴崎市議は「領収書の記載が正しいと思っていた。確認して対応したい」と話している。(上田雅文)

旧統一教会問題

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