オオムラサキ カナブンと陣取り合戦

米沢信義
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 国蝶(ちょう)オオムラサキの生息地として知られる山梨県北杜市の雑木林で、樹液に集まるカナブンやカブトムシに混じってオオムラサキも姿を見せている。

 羽を広げると約10センチの大型。鮮やかな青紫が目立つのはオスのほうで、茶色のメスはやや地味に見える。樹液争いでは、羽を開閉させながら小型のカナブンを追い出す強さも見せつける。

 オオムラサキの飼育と保護活動を続ける北杜市オオムラサキセンターの跡部治賢館長によると、自然界ではオスの羽化がメスより1週間ほど早い。一生を終えるのもオスのほうが早く、姿が見えるのは8月上旬ごろまでだという。(米沢信義)