安倍氏の追悼演説、遺族の意向で依頼 自民・甘利氏「静かな環境で」

自民国葬

[PR]

 国会での安倍晋三元首相の追悼演説をめぐり、自民党甘利明前幹事長は29日、「粛々とした静かな環境でやるべきだ」との考えを示した。安倍氏の遺族の意向として自民の高木毅国会対策委員長から追悼演説を依頼されたと明かし、「要請があれば受けると内々で話した」とした。

 TBSのCS番組「国会トークフロントライン」で語った。野党が安倍氏の国葬について国会で説明することが先だと求めていることなどから、与党内では安倍氏の追悼演説を秋に見送る案が浮上している。

 甘利氏は「(すぐに)やるべきではないという判断になったようだ。最長の期間、国のトップをされて世界中が敬意を表している方の追悼だから、静かな環境で当然やるべきだ」と述べた。

 また、政府が国葬と決めたことについて「国葬を行えば国家元首を含めた指導者が弔意を表しに来る。日本のプレゼンスは上がる。ご存命のときもプレゼンスを上げた。亡くなった後もプレゼンスを上げる。国を挙げて、みんなが弔意を表する機会をあんまり政治的にかき回さない方がいい」とも語った。