ロシア、国際宇宙ステーション残留も 宇宙機関トップが軌道修正

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 ロシアの国際宇宙ステーション(ISS)からの離脱に関連し、ロシアの宇宙機関ロスコスモスのボリソフ総裁は29日、2024年以降の離脱は、ISSの老朽化で乗員が危険になる恐れがあるため決めており、「24年半ばになるか、25年になるかはISSの状態による」と、しばらくは残留する可能性を示唆した。

 ボリソフ氏は26日、「24年以降、ISSから離脱すると決めた」とプーチン大統領に報告し、独自の宇宙ステーション建設を優先すると表明しており、軌道修正した形だ。

 同氏は「技術面の問題だ。保証義務(の期間)は過ぎており、ロシアだけでなく米国や他の宇宙飛行士の命の問題であり、最優先になる」と説明した。

 ただ、前任のロゴジン氏は6…

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    服部倫卓
    (北海道大学教授=ロシア・東欧)
    2022年7月31日9時3分 投稿
    【視点】

    ロシアとしては宇宙開発面でも米欧などと一線を画した独自路線に切り替えたいが、記事にあるとおり、技術面、そして資金面での限界があるということだろう。 ロシアの財政は当面、規模的には現状維持となる予定だが、軍事費を重視し、他方で社会保障は切れ