わくわくザクザク!? 黄金を洗い出せ 身延町で砂金掘り大会

池田拓哉
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 山梨県身延町の甲斐黄金村・湯之奥金山博物館で30日、夏恒例の「砂金掘り大会」が始まった。砂に混じった金を探し出すタイムを争う競技で、この日は小学生から大人まで約180人が出場。世界大会で優勝した名人が見守る中、黙々と汗をにじませていた。

 小中学生は6キロ、高校生以上は10キロの砂から、10分以内にすべての金を探し出す。水槽の中でふるいにかけ、金を洗い出す。比重が重い金を皿の底に残し、砂を皿から水槽に落とすのが腕の見せどころだ。

 砂金の数は全員同じ。出場者には知らされず、取り残しがあればタイムに3分のペナルティーが加算される。町内の小学5年、依田千奈さん(10)は「見つけた金が水の中に落ちてがっかりした」とはにかんだ。

 同館の学芸員、小松美鈴さんは20年前、北海道内で開かれた砂金掘り世界大会の「女子初心者の部」で優勝。男子を含めても初心者のトップに立った。「皿を水から出さずに揺らし続けると金はうまく残ります」とコツを語る。

 31日は全国の中高生による「砂金甲子園」があり、開成、麻布、灘といった有名校など10校が競う。

 同館では砂金掘りを有料で体験できる。問い合わせは同館(0556・36・0015)。(池田拓哉)