龍馬ファンにおなじみ、生家跡地の旅館復活へ 高級化路線も視野

羽賀和紀
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 坂本龍馬の生家跡の一角に立ち、今年2月に閉館した旅館「龍馬の宿 南水(なんすい)」(高知市上町1丁目)が、来年にも再び宿泊施設としてオープンすることがわかった。南水の土地と建物を買収した会社の関係者が明らかにした。

 南水は坂本家の屋敷跡地に1970年開業。宿泊客に龍馬に関心を持ってもらおうと、龍馬に関するテレビ番組や書籍を集めた「龍馬らいぶらりー」を設けるなど、龍馬ファンにはなじみの旅館だった。

 関係者によると、新型コロナウイルスの感染拡大による利用者の減少に加え、経営者の男性(故人)の体調不良が重なり、2月末に閉館。跡地利用が注目されていた。

 買収したのは、高知市相生町でビジネスホテルを営む「港屋マネジメント」(井口泰社長)。6月30日付で契約が完了している。買収額は非公表。

 同社によると、新しい施設は1泊数万円の高級化路線も視野に入れ、年内にも詳しい経営方針を決める。年明けから既存の建物を活用した改装に入る。「南水」の名称は残すことも検討しているという。

 統括マネージャーの井口将貴さんは「高知にとって龍馬は観光のシンボル。前オーナーの思いを引き継ぎ、龍馬を軸とした宿泊施設にしたい」と話している。(羽賀和紀)

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