タッチもドカベンも…特別車両でGO! 阪神が甲子園100周年事業
松永和彦
阪神電気鉄道は、名作野球漫画のキャラクターをあしらった「阪神甲子園球場100周年記念ラッピングトレイン」の運行を、1日から開始した。2024年12月ごろまで、阪神本線(大阪梅田―元町)を中心に運行する。
同社が運営する兵庫県西宮市の阪神甲子園球場が、2年後に開場100周年を迎えることを記念した事業の一つ。ラッピングトレインは、「ドカベン」や「タッチ」「ダイヤのA(エース)」などのキャラクターのほか、甲子園の歴史をたどる写真で彩られている。6両1編成だけの特別仕様だ。
1日午前、同市の甲子園駅で、出発式が開かれた。元プロ野球選手の太田幸司さんがゲストで出席し、テープカットをした。太田さんは「車内に古い写真もあって勉強にもなる。野球ファンはぜひ一度乗って欲しい」と話した。
阪神甲子園球場は1924(大正13)年8月1日に「甲子園大運動場」として開場した。甲子園の名前は、完成した年が十干十二支それぞれの最初にあたる甲(きのえ)と子(ね)の年だったことに由来する。2024年8月1日に100周年を迎える。
ほかの記念事業として、オリ…