甲子園出場の有田工、複数部員がコロナ陽性 佐賀県高野連発表

大村久
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 第104回全国高校野球選手権大会に県代表として出場を決めた有田工野球部員のうち、複数に新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたと1日、佐賀県高校野球連盟が会見を開いて明らかにした。

 新型コロナウイルスの感染対策として、甲子園大会に出場する全チームは、現地の宿舎に入る前にPCR検査を受けることになっている。

 県高野連によれば、有田工は先月29日朝に検体を採取し、大阪府内の医療機関に送付。31日午前中、日本高校野球連盟から、複数の陽性者が確認されたことから待機期間が終わるまで宿舎に入らないよう連絡があったという。

 陽性者は1日、佐賀県内の医療機関で再検査を受け、その結果も踏まえて対応が判断されるという。現在は部員全員が自宅待機中で、2日に予定された壮行式は中止となった。

 県高野連の松尾真也理事長は「今後の対応は組み合わせ抽選会なども含め日本高野連の指示を仰ぐ。有田工業の出場に向け、臆測を含めた情報に惑わされないよう、生徒を傷つけないような応援をしてほしい」と述べた。

 有田工は先月25日の決勝戦で神埼清明を破り、9年ぶりに佐賀大会で優勝、春夏連続出場を決めた。(大村久)