旧統一教会との接点、自民は調査の姿勢なし 「議員個人の問題」

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 自民党は閣僚や所属議員との接点が次々と表面化する「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」との関わりについて、党として調査せずに「議員個人の問題」としている。そうした中、議員らが「何が問題か分からない」「悪いとは思っていない」などと発言しては、釈明する事態となっている。

 木原誠二官房副長官は1日の記者会見で、教団側と閣僚らとの関係や、政府としての説明の必要性を問われ、「各閣僚や国会議員の政治活動に関することであり、コメントは差し控える」などと述べるにとどめた。岸田文雄首相は7月31日、記者団に「社会的に問題になっている団体との関係については、政治家の立場からそれぞれ丁寧に説明をしていくことは大事だ」と話し、議員個人で対応する問題との認識を示した。

 自民は日本医師連盟や神道政治連盟など、様々な組織から選挙などで支援を受ける。ただ、家庭連合については、その友好団体に関係する議員懇談会に多くの議員が名を連ねるが、議員個人で連携を深める組織と位置づけている。自民幹部らが「党として組織的関係がない」「党として調査しようがない」と語るのは、このためだ。

 ただ、党内からは教団との関…

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    菊間千乃
    (弁護士)
    2022年8月2日11時57分 投稿
    【視点】

    何が問題かわからない、別段悪いと思っていないのであれば、今後旧統一教会や友好団体から選挙協力をしてもらっている議員は、選挙の際に、その旨をしっかり公表した上で選挙活動を行って頂きたい。それを問題と思うか思わないかは、国民が判断すること。

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    末冨芳
    (日本大学文理学部教授)
    2022年8月2日6時59分 投稿
    【視点】

    旧統一教会との関係にケジメをつけず腐敗し続ける自民党、それに対し、政党としてカルト宗教の関与を断ちケジメをつける立憲、そして維新。 子どもたちに道徳教育の大事さを主張する自民党がこの体たらくでは、この国の道徳はどこに行くのでしょうか。

旧統一教会問題

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2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに、旧統一教会の問題に注目が集まっています。特集ページはこちら。[記事一覧へ]