最低賃金の引き上げ、底上げ効果は限定的? 広がる地域格差

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 今年の最低賃金引き上げの目安額が、物価高をふまえて過去最大となった。ただ、それだけ引き上げても生活に十分な金額とは言い切れず、他の先進国に比べても水準は低いままだ。

 「例年以上に(引き上げの)目安額と根拠・理由を明確で納得できるものにして欲しい、と労使から主張があった」

 先月26日未明、目安額を決めるとみられていた中央最低賃金審議会の小委員会を中断した理由について、厚生労働省の担当者はそう説明した。そこから1週間を経た1日、ようやく議論の再開にこぎつけた。

 異例ともいえる長期の中断を挟んだ背景には、昨年の議論が政府主導で「最初から結論ありき」(日本商工会議所三村明夫会頭)だったことがある。

 最低賃金の引き上げ幅は、小…

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