NPT会議開幕、「核の脅し」巡り各国非難 名指しされたロシアは…

有料記事核といのちを考えるウクライナ情勢

ニューヨーク=遠田寛生、藤原学思
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 核兵器を減らし、また、広めないためには何をすべきか。それを議論する核不拡散条約(NPT)再検討会議が1日、米ニューヨークの国連本部で始まった。

 ロシアはウクライナ侵攻後、核兵器の使用をちらつかせる。各国からはロシアを非難する声が相次いだ。

 「今日、人類は、たった一つの誤解、たった一つの誤算で、核による絶滅を迎える危機にひんしている」

 冒頭に演説したグテーレス国連事務総長は、強い言葉で危機感を示した。核兵器の危険性は「冷戦の最盛期以来」のレベルに高まっているとし、「広島、長崎の惨禍の中で築かれた教訓が忘れ去れようとしている」とも指摘。核兵器不使用の原則の再確認や核軍縮に向けた「新たな約束」を求めた。

 国連はこの日、グテーレス氏の広島訪問を正式に発表。6日の平和記念式典に出席するほか、政府高官や被爆者と面会し、若者と対話する機会も持つという。

米・ウクライナ、ロシアを批判

 再検討会議は26日までの約4週間。まずは4日まで、約130カ国・地域の代表が演説する。初日となった1日は日本の岸田文雄首相ら、計32人が登壇した。

 米国はブリンケン国務長官が…

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