訪台に中国が大警戒、米のペロシ氏どんな人? 5人出産後に政界進出

有料記事

ワシントン=下司佳代子、サンフランシスコ=五十嵐大介
[PR]

 アジア歴訪中に台湾を訪問する可能性が取りざたされている米連邦議会のナンシー・ペロシ下院議長(82)は、筋金入りの対中強硬派として名をはせてきた。

 最も有名なのは、1991年に北京の天安門広場を訪問したことだ。人民解放軍が民主化を求める学生らを武力制圧し、多数の死者を出した天安門事件(89年)の現場を、その2年後に訪れた。「中国の民主化のために亡くなった方々へ」と英語と中国語で書かれた小さな黒い横断幕を、同僚議員らと掲げた。警察官に制止され、取材していた米テレビクルーが一時拘束された。

 ペロシ氏は演説などで、この体験に繰り返し触れている。事件から33年となった今年6月には、「現代において最も偉大な政治的な勇気ある行動のひとつ」とデモ隊をたたえる声明を出した。

 「米議会で中国の人権を最も激しく強力に擁護する一人」を自任する。それを裏付けるエピソードには事欠かない。

 民主党院内総務時代の200…

この記事は有料記事です。残り1807文字有料会員になると続きをお読みいただけます。