名ばかりDX、防ぐには 会議増やすより「つながらない時間」を

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くらし報道部・科学みらい部次長 岡崎明子
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記者コラム「多事奏論」 岡崎明子

 使う人によって、微妙に意味するところが違わないか。最近、「DX(ディーエックス)(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉を聞くたびにそう思う。

 経済産業省によると、企業のDXには3段階あるという。第1段階が物理データをデジタル化する「デジタイゼーション」、第2段階が業務をデジタル化する「デジタライゼーション」、そしてビジネスモデルを変革し、競争上の優位を確保した第3段階になってこそ「デジタルトランスフォーメーション」と呼べるのだそうだ。

 この定義に従えば、紙をデジタル化したり、会議をオンライン化したりするだけではDXとは呼べない。だが我が身をふりかえると、デジタル化が進むことを何でもDXと呼んでいる気がする。

 それでもいいと思っていたのだが、あるとき、はたと、これは業務のDX推進に逆行するのではないかと思い始めた。

 なぜなら会議を開催するハー…

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    常見陽平
    (千葉商科大学准教授・働き方評論家)
    2022年8月3日8時23分 投稿
    【視点】

    ■現状のDXとはダメ、バツである その欺瞞性、瞞着性を暴き出せ!!!!!  岡崎明子同志の火を吐くようなアジテーションに魂を揺さぶられ、朝から怒りを燃えたたせてしまった。DXの欺瞞性、瞞着性、悪辣さを完膚なきまでに暴きだしているだけでなく