コベルコ建機は受注停止、リコール検討 日野自の不正エンジン搭載
女屋泰之
建設機械大手のコベルコ建機は2日、日野自動車の発表を受けて、対象のエンジンを搭載した機種の新規の受注を当面停止すると発表した。エンジンの供給が滞り、生産が困難になるためだという。
主力商品の一つである重機ショベルでは、国内の販売台数の約3割に相当する機種について、新規販売ができなくなる。
市場に出回っている機種全体のうち、対象のエンジンを搭載しているものは約9千台に上る。リコールが必要かどうか、日野側と協議して検討するという。
また建設機械メーカーの加藤製作所も一部のクレーン車で対象のエンジンを搭載しているとし、販売した652台について「必要な措置を実施する」と発表した。ほかのメーカーにも影響が広がる可能性がある。(女屋泰之)
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