「ピースロード」後援取り消し、熊本県と市 国会議員も実行委員に

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 熊本県熊本市は2日、「PEACE(ピース) ROAD(ロード) 2022 in KUMAMOTO」というイベントの後援を取り消すと発表した。県によると、このイベントは「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の友好団体「UPF(天宙平和連合)」のプロジェクトで、県は「県民の不安や懸念が増大している。名義後援を継続することは不適当」としている。

 共産党県委員会が7月、後援を取り消すよう県に申し入れていた。県によると、5~8月の開催として2月に後援申請があり、3月に承諾する通知を出した。県は名義後援の際、「政治的、宗教的目的を持っていないか」など六つの項目について適否を判断することになっているが「当時は(関係に)気づかなかった」という。県は同様のイベントを2018年から毎年、後援していた。

 朝日新聞の取材によると、イベントの実行委員には県内選出の自民党国会議員、木原稔氏(衆院熊本1区)、西野太亮氏(衆院熊本2区)、馬場成志氏(参院熊本選挙区)らが名を連ねていた。3氏は実行委員を務めていたことを認めた上で、旧統一教会との関係について「認識していなかった」と回答した。