「国境に終わりなし」ロシア前大統領のSNSに ハッキングと説明

有料記事ウクライナ情勢

佐藤達弥
[PR]

 「カザフスタンは元はロシアの領土」「ジョージアは存在しなかった」。旧ソ連の国々をこう表現し、「我々の国境に終わりはない」とする文章がロシアのメドベージェフ前大統領のSNSに投稿され、すぐに削除されたと、ウクライナメディアなどが2日、報じた。メドベージェフ氏の補佐官は、アカウントがハッキングされたためと説明。投稿の経緯ははっきりしないままだ。

 メドベージェフ氏は国家安全保障会議の副議長を務め、SNSで対外的に強硬な発言をすることで知られている。問題の発端はロシアのテレビパーソナリティー、クセニヤ・サプチャーク氏のSNSへの投稿。同氏が2日未明、メドベージェフ氏の投稿だとする文章のスクリーンショットをテレグラムに掲載した。

 文章は「(ウクライナの首都キーウを指す)キエフを解放した後、ルーシ(ロシアの古い呼び名)は再び統一され、千年前のように無敵になる」などと主張。「祖国の国境を回復するため、次の遠征に出よう。我々の国境に終わりはない」などとした。

 旧ソ連の構成国だったジョー…

この記事は有料記事です。残り253文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら

ウクライナ情勢 最新ニュース

ウクライナ情勢 最新ニュース

ロシアのウクライナ侵攻に関する最新のニュース、国際社会の動向、経済への影響などを、わかりやすくお伝えします。[もっと見る]