美浜原発3号機の再開を延期、放射性物質含む水漏れで 関西電力

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野口陽
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 関西電力は3日、定期検査中の美浜原発3号機(福井県)について、12日に予定していた発送電の再開を延期すると発表した。原子炉補助建屋内で微量の放射性物質を含んだ水が漏れ出し、原因の調査と復旧作業が必要となったため。再開の時期は未定という。

 関電によると、漏水は1日午前の定期検査中、原子炉補助建屋内の1次冷却水の外部流出を防ぐ装置付近で見つかった。漏れた水量は約7トンとみられている。建屋の外部へは漏れておらず、環境への影響や作業員の被曝(ひばく)はないとしている。

 美浜原発3号機は、運転開始…

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