米ニューヨークの国連本部で2日、原爆で被爆した親がいる被爆2世をめぐって議論するイベントがあった。当事者らが演説し、「核兵器による被害は人権侵害だ」として、廃絶の必要性を改めて訴えた。
開催中の核不拡散条約(NPT)再検討会議のサイドイベントとして、全国被爆二世団体連絡協議会が主催した。オンラインで日本にいる被爆2世らともつないだ。
母親が12歳の時、広島で被爆した上野勢以子(せいこ)さん(65)は、自身が今も放射線影響研究所の被爆2世健診を受けていることに言及した。
「77年たっても影響を調べ…