18歳の女子学生に飲酒をすすめたなどと週刊誌で報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員=比例東海ブロック=について、立憲民主党は3日、議員辞職勧告決議案を6月に続き再び、衆院に提出した。自民党は慎重な姿勢を示しており、今国会での採決には応じない方針だ。
6月に提出した決議案は、自民党が難色を示し、廃案になった。この日の衆院議院運営委員会理事会でも自民側から「議員の身分は重いので慎重に扱うべきだ」との意見が出たため、結論を持ち越した。
立憲の青柳陽一郎理事は理事会終了後、世耕弘成参院幹事長ら自民側からも辞職を求める意見が出ていることを挙げ、「しかるべき立場の方々の発言を受け止めるべきだ」と今国会での採決を求めた。世耕氏は「速やかに議員辞職して、党に議席を返してほしい」と述べていた。
3日の衆院本会議に出席した…