野球と農業土木、挑んだ二つの甲子園 突き詰める力、プレーにも成果
石垣明真
高校野球南・北北海道大会が閉幕し、大多数の球児の夏は終わった。その中には野球以外の活動を両立させる生徒たちがいる。「二刀流」を続ける理由を聞いてみると、野球の魅力が見えてくる。
今年1月、兵庫県姫路市で開かれた「アグリテック甲子園」で、北海道岩見沢市の岩見沢農業の農業土木工学科の8人が最優秀賞を受けた。そのプレゼンテーション役を務めたのは、野球部主将の河端輝季さん(3年)だ。
ドローンで空撮した画像をもとに、農地の勾配などの地形をデータ化。農業用機械の自動操縦技術に用いることを提案した。
研究は昨春から取り組み始め…
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