若者でも女性でも「働かないおじさん」になる? 「とらわれの状況」

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聞き手・真鍋弘樹
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 出世競争から降りた50代の勤め人が、とかく生きにくい世になった。若い世代から「働かないおじさん」などと言われ、存在感のない「会社の妖精さん」なんて言葉も生まれた。入社以来、ずっと懸命に働いてきたのに、どうしてこうなるのだろう? 人材開発論などを専門にする立教大学経営学部教授の中原淳さんに聞いた。

 ――「働かないおじさん」という言葉は、どうして生まれたのでしょうか?

 「働かないおじさん」という世間に流布している言葉は、給与に対して成果が見合わず、「給与のもらい過ぎ」の状態を指した言葉だと思います。「おじさん」となっていますが、特定のジェンダーを指すものではありません。若い人であろうと、女性であろうと、その状態に陥ることはありえます。

「働かないおじさん」という言葉、どう思いますか?

日本企業に独特な年功序列、終身雇用という慣行を背景にして、会社人生も後半になった世代で、性別を問わず、自身の働き方について悩む人は少なくありません。「働かないおじさん」という言葉について、フォーラム面でアンケートを実施しています。

 これまで日本の企業の場合…

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