日野のエンジン不正、いすゞのバスも出荷停止 交通や建設に影響も
神山純一
トラック大手の日野自動車によるエンジン不正が波紋を呼んでいる。いすゞ自動車は、日野製エンジンを載せたバス4車種の出荷をとめた。建設機械メーカーでも一部機種の出荷がとまり、交通や建設の分野に影響が広がる可能性がある。
いすゞは2日から、日野との合弁会社ジェイ・バスで生産する大型観光バス「ガーラ」、中型観光バス「ガーラミオ」、大型路線バス「エルガハイブリッド」、大型路線ハイブリッド連節バス「エルガデュオ」の出荷を停止した。
2017年以降に販売されたバスで、現行での販売台数は計2245台に上る。3月に日野が不正を公表した時点で一部についてとめており、再開時期は未定だ。
ほかにも建設機械大手のコベ…
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら