国立公園でテレワークはいかが ZOOM社と連携、サウナ設置も検討

北沢祐生
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 【新潟】妙高山を望む妙高戸隠連山国立公園の一角に、妙高市が整備したテレワーク研修交流施設「MYOKO BASE CAMP」(ミョウコウベースキャンプ、MBC)が完成し、運営を始めた。周辺にはビジターセンターや宿泊施設もあり、市は「交流が活性化することで将来の移住定住につながれば」と期待する。

 7月1日にオープンした木造2階建て(延べ床面積約390平方メートル)のMBCには、仕事場を共有する「コワーキングスペース」▽個室の「ワークスペース」▽企業などに一定期間貸し出す「シェアオフィススペース」▽観光客や市民も集って食事や休憩ができる「コミュニティースペース」などがある。

 市によると、オンラインビデオ会議「Zoom」社と連携してデザインされた国内初の公共施設といい、充実した設備やモダンな内装が目を引く。建設工事費は約1億5400万円で、国の交付金などを活用。eバイクも準備し、将来はサウナの設置も検討する。

 周辺には、環境省が整備し、4月にオープンした「妙高高原ビジターセンター」があるほか温泉などの宿泊施設も多く、高速道路のインターチェンジも近い。こうした好立地から、首都圏や県内から問い合わせが相次いでいるという。

 市によると、国立公園内にこうした施設があるのは全国的にも珍しいといい、担当者は「施設利用者らと地域住民との交流が、人口減少など地方の課題解決に向けた好循環を生むような、想像以上の化学反応を起こすことに期待したい」と話す。

 利用料金などの問い合わせはMBC(0255・70・2195)。(北沢祐生)