歩み寄りのはずが…日中関係、一気に悪化 声を荒らげた王毅外相

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北京=冨名腰隆、プノンペン=宋光祐
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 4日、日中外相会談が突然中止になり、中国軍の弾道ミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)に落下した。9月末の日中国交正常化50周年を控え、関係改善へ歩み寄りを見せていた日中両国だったが、一気に悪化。今後の見通しは立たなくなった。

 ペロシ米下院議長が台湾を訪問した直後から、軍事演習という強力な対抗措置に出ていた中国は4日、さらに段階を引き上げた。

 この日の昼、中国軍は事前に通告していた「重要軍事演習」を開始。台湾周辺部の海域に向けて複数のミサイルを発射した。東部戦区が公開した動画では、弾道ミサイルが打ち上げられる様子が映っている。

 こうした動きを食い止めようと動いていたのが、日米などの主要7カ国(G7)だった。3日、G7外相による共同声明を発表し「緊張を高め、地域を不安定化させる危険性がある」と中国の行為を非難。台湾周辺での実弾による軍事演習に懸念を示していた。

「台湾の現状、日本に責任」と指摘

 中国はこれにも猛反発で応じ…

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