「日本に発言資格ない」声荒らげた中国外相、台湾めぐり林外相に反論

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プノンペン=宋光祐、稲田清英、西村宏治
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 緊迫する台湾問題は、日中関係にも亀裂を走らせた。

 カンボジアの首都プノンペンで4日午前に開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓の「ASEANプラス3」の外相会議で、日本と中国双方の外相が台湾問題をめぐって激しくやり取りする一幕があった。

 台湾周辺での中国による軍事演習に「懸念」を示した日本に対し、中国が強烈に反発したというのだ。

 どんなやりとりだったのか。

 会議に出席した複数の外交関係者らによると、台湾をめぐって日中が激論を交わしたのは、「プラス3」として加わった3カ国の外相が冒頭発言を終え、報道陣が退出した後だった。日中韓の外相はASEAN加盟国の外相とともに地域情勢について議論した。

 そこで中国の王毅(ワンイー…

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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2022年8月5日5時18分 投稿
    【視点】

    10年前にもアジアでの国際会議で同様の日中の応酬がありました。尖閣国有化に踏み切った民主党政権の野田首相がラオスでのアジア欧州会合に出席。反発する中国側が尖閣の領有権をめぐって独自の歴史観を展開し、野田氏がそれを否定して延々。外交防衛担当キ