米国が「サル痘」で緊急事態宣言 今月に入って急速に感染増加
ワシントン=下司佳代子
感染症「サル痘」が米国内で急拡大している事態を受けて、米政府は4日、公衆衛生上の緊急事態を宣言すると発表した。感染は1~3日の間に米国内で1200件を超えるほど急速に増えており、ワクチン接種や検査の普及のスピードアップを図るという。
ホワイトハウスでサル痘対策を指揮するロバート・フェントン調整官は「公衆衛生上の緊急事態宣言によって、ワクチンや治療薬をより迅速に届けるための新たな戦略を検討できる。各自治体からより多くのデータを集めることもできる」と記者団に語った。
また食品医薬品局(FDA)…
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら