広島被爆77年、NPTと核兵器禁止条約は折り合えるか

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ニューヨーク=藤原学思
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 米国が広島に原爆を投下してから、6日で77年になる。核兵器を減らし、広げないために何ができるか。開催中の核不拡散条約(NPT)再検討会議では、昨年発効した核兵器禁止条約に言及する国も多い。4日には、両条約の関係を考えるイベントが開かれた。

 「核禁条約はNPTを核軍縮・不拡散体制の礎とみなしている。そして、NPTを強化するものだ」

 米ニューヨークの国連本部の会議室。60人ほどが参加し、多くの立ち見が出る中、オーストリアの外交官のクメント氏が強調した。6月の核禁条約締約国会議で議長を務めたクメント氏は、核禁条約がNPTを補完するものだと繰り返してきた。

 今回の会議では、採択をめざ…

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