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コロナ全数把握、現場限界 各界から見直しの声も政府の「答え」は

有料記事新型コロナウイルス

枝松佑樹 市野塊
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 新型コロナウイルスの感染が広がる中、医療機関や保健所の業務が逼迫(ひっぱく)する原因になっているとして、全国知事会日本医師会、専門家有志の3者が患者の発生届による全数把握を早急に見直すように求めている。すでに全数把握を事実上やめている自治体もある。だが、政府はコロナ対策全般への影響が大きいとして、「第7波」の中では見直さない姿勢だ。

「本当に全員分必要か」 負荷かかる医療機関

 コロナ患者を診ている川崎市の多摩ファミリークリニック院長の大橋博樹医師は毎晩、診察終了後の午後8時から約2時間パソコンに向き合い、約35人分の発生届をシステムに入力してきた。

 氏名、生年月日、ワクチン接種歴、基礎疾患の有無――一人につき聞き取りは約10分、システム入力は3~4分かかる。

 名前に難しい漢字があれば…

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