強風に流されて落下、水没か 種子島で通信途絶えた陸自無人機

成沢解語
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 昨年11月、鹿児島県種子島で訓練中に通信が途絶えた陸上自衛隊の小型無人偵察機は、強風の影響で洋上に落ちた可能性があるとの調査結果を防衛省が5日発表した。機体は見つかっておらず、残る機体で訓練を再開するという。

 無人機は「スキャンイーグル」(全幅3・11メートル、全長1・37メートル、重さ13・1キロ)。昨年11月23日夜、海上を飛行中に何らかの理由で通信が途絶えた。陸自の調査では、その後自動で出発地に戻るシステムが作動したが、強風に流され航路を外れ、エンジンが停止。落下して水没したとみられる。

 同機は1機約2億5千万円で、事故機を除き11機保有。陸自は今後、強風に流されても飛行を維持できるようプログラムを更新し、再発防止に努めるという。(成沢解語)