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【そもそも解説】出産の「もしも」に備える産科医療補償制度って?

有料会員記事こぼれ落ちる子どもたち

久永隆一
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 「産科医療補償制度」の対象から外れた親たちが国に救済を求めています。この制度は、生まれた子どもにもしも脳性まひがあった場合、生活に必要な費用の一部が補償されるという内容です。補償額や手続きについて、ポイントを整理しました。

生まれた時期で基準は違う

 Q どんな人が対象に?

 A この制度に加入している病院や助産所で生まれた子どもが重い脳性まひになった場合です。

 ただ、例外として先天性や新生児期の要因ではない脳性まひは補償されません。

 Q 脳性まひ以外は?

 A この仕組みの対象外です。2015年1月1日~21年12月31日に生まれた子と、22年1月1日以降に生まれた子では、補償の対象かどうかを判断する基準が異なります。

 28週未満で生まれた子は対象外という点は共通しています。

 詳しくは、制度を運営している日本医療機能評価機構の産科医療補償制度のホームページ(http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/別ウインドウで開きます)が参考になります。

いくらもらえるの?

 Q 自分が出産するところが、この制度に加入しているかどうかについては、どう確認すればいいのでしょう?

 A 加入していれば、「産科医療補償制度加入機関」という名前の入ったマークが院内に掲示してあるので、受診した時に確認してみてください。日本医療機能評価機構の産科医療補償制度のホームページにも一覧表があります。分娩(ぶんべん)を扱うところの99%が加入しています。

 Q 補償金額はどうなってい…

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こぼれ落ちる子どもたち

こぼれ落ちる子どもたち

虐待、貧困、性被害……。大人がつくった支援制度からこぼれ落ち、困難に直面している子どもたちがいます。今の国会では、「こども家庭庁」の設置法案などの審議が始まり、子ども政策の転換点を迎えます。今後、子どもたちに救いの手が届くのでしょうか。リアルな声とともに伝えます。[記事一覧へ]