「収容者にハラール食を」イスラム教徒が訴え 名古屋入管「検討中」

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伊藤舞虹
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 名古屋出入国在留管理局に収容中のイスラム教徒の30代男性に宗教上の戒律に沿った「ハラール食」が提供されていないとして、支援者らが食事の内容を見直すよう同局に求めている。入管側は朝日新聞の取材に見直しについて「検討中だ」とした。

 イスラム教では原則として、豚肉のほか、豚由来の成分が含まれているもの、アルコールを口にすることは禁じられている。鶏や牛など他の肉類も、イスラム法にのっとって処理されたもの以外は口にできないとされる。ただ、どこまでを禁忌(ハラーム)ととらえるかは地域や人によっても差があるという。

 在日外国人を支援する真野明美さん(68)=愛知県津島市=によると、男性は入管に収容されて以降、提供される食事がハラール食に対応していないため、ご飯や野菜など、戒律に反さないと判断できたものだけを食べている。面会した際に「体重が2カ月で10キロほど減った」と話したという。このため7月下旬に入管側にイスラム教徒へのハラール食の提供を申し入れた。

 一方、入管側は「ハラール食には対応していないが、例えば豚肉を食材としないなど、宗教上や健康上の理由から食べることができない食材がある被収容者については、本人の申し出などをもとにその食材を別の食材に替えて提供している」としている。

 出入国在留管理庁によると…

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